院長インタビュー

「田原形成クリニック」の院長インタビューです。院長・田原 俊逸先生の施術に対する想いなどをご紹介します。

第33回 GWあれこれ

インタビュアー(以下F):先生こんにちは。5月は爽やかな日がたくさんあって気持ちいいですね。
田原院長(以下T):本当にいい日和が続くよね。風薫る5月、新緑も花々も若々しく綺麗で最高やね。
F:ゴールデンウィーク如何でした?今年もまた忙しかったでしょう。
T:うん。今年は1週間休める人が多かったみたいで、リフトだけやのうて、目や鼻の手術も多かったよ。
F:先生の手術はいくら腫れないっていっても、糸が付いてる間は休めるにこしたことはないですもんね。
T:目や鼻の手術は相変わらずやり直しの手術が多いけん、最初っから腫れるもんて思って来んしゃあ人が大半たい。考えとったよか、はるかに痛みも腫れ方も少ないけんびっくりしんしゃあよ。そいばってん1週間も休みがあればバッチリで、言うことなしやね。
F:それに比べたら、リフトの手術は楽なもんですね。私も手術直後の人を何人か見てますけど、傍目には手術したばっかりなんて全くわかりませんもんね。
T:ありがとう。腫れんように、これ以上ないぐらい丁寧に仕事しおっけんね。殆どのリフトは休みいらずでいけるったい。特に頬だけとか首だけとかのリフトは髪で耳が隠せさえすれば、本当に休みはいらんで翌日から仕事でんデートでん大丈夫やぜ。
F:信じます。私は何人も見てますから。それにしても先生のとこリフトの患者さん多いですよね。

―紹介

T:ほぼ100%口コミ、紹介の人達ばっかりたい。それも実際に俺がリフトをした人達の紹介やけん、安心して来てくれんしゃあごたっね。
F:あんまり痛くもないし腫れもしないのに、ちゃんと手で引き上げたような結果がしっかりでているからでしょうね。その上、ダウンタイムも少ないから紹介したくなる気持ちはよくわかります。
T:紹介するのは意外に勇気がいるとぜ。紹介したはいいけど失敗された日には目も当てられん。紹介した方が恨まれるけんね。だけん、ちゃんと結果を出して要求に応えてくれて、本当に信頼できるとこじゃないと紹介できんとよね。その点、うちは紹介してくれるだけやのうて、実際に東京や関西からでん付き添って連れて来てくれる人も少なくないけん、嬉しい限りやね。
F:先生、本当にありがたいことで、大感謝ですね。
T:うん。この前も嬉しいことがあったったい。○○様の紹介ですってリフトの相談に来てくれた人がおったっちゃけど、名前に聞き覚えはあるっちゃけど思い出せんたい。そしたら10年ぐらい前にリフトやのうてシミと黒子を取りんしゃった人やった。そん時30過ぎたばっかしやったっちゃけど弛みやすい皮膚をしとったけんちゅうて俺が弛みにくくなる顔と首の運動ば教えとったらしいっちゃ。お蔭様でシミと黒子は綺麗にとれて弛みも同級生より少なくすんでますって、そん時のことを忘れんで今回知人を紹介してくれたっちゃね。抜糸の時一緒に来てくれて、こげん自然に美しく綺麗になれるんやったら私も年内にはしたいです。早くした方がより自然でより綺麗になれますよねって帰りんしゃった。近々、来んしゃろうや。
F:よかったですね。

―筋トレ

T:顔と首の筋トレも頑張りますって喜んどんしゃったよ。
F:顔と首の筋トレってそんなに効くんですか。
T:そりゃ俺が手術で引き上げたようにはならんばってん、確かに弛みにくくシワになりにくくはなるとよ。無表情まではいかんでん表情が少ない人は特に筋トレを頑張れば弛みにくくなるだけやのうて表情も明るくなるし、笑顔がよう似合うようになるけんいいとばい。
F:私も筋トレ頑張りますね。
T:うん。頑張ってみて。今から始めたら30〜50になった時全然違うはずやけん。
F:1日10分もかかりませんもんね。湯舟の中で毎日、頑張ってやってみます。
T:3日坊主にならんごっ、期待しとうぜ。
F:はい。任せとって下さい。自分のことだからきっと頑張れると思います。それに先生の言われることは間違いないですもん。
T:生きてきた年月や熟した手術の数は伊達じゃないとばい。実際に直接触れて、見聞きした経験に基づくアドバイスは有効利用した方が得に決まっとろうが。
F:はい、そうですね。ところで話は変わりますが、他に何か印象深かった症例ってありますか。

―技

T:鼻のやり直しの人なんやけど、一見綺麗でかっこいい鼻なんやけど、何かしっくりこん不自然さがあるとよね。実は鼻を専門にしてる上手な医者がしとったっちゃけど、いろんな技の詰め込み過ぎで全体として統一感がない。耳の軟骨、肋軟骨、肋骨とプロテーゼを使っとって、それぞれはいいっちゃけど繋がりが悪く、ハイブリッド感が強くて、何でできとう鼻か疑いたくなるような鼻って言えばいいかいな。わかりにくいよね。一言で言うと綺麗やけど何か不自然、そういう鼻ったい。
F:わかるような気がします。患者さんも何か不可解で気持ち悪かったんですよ。
T:技の詰め込み過ぎはようないったいね。シンプルイズベスト、最小限の技で最大限の効果を得るのが正解。軟骨を最小限にしてプロテーゼで全体を小さ目に整えて自然な一体感のある鼻
にしたっちゃけど鼻を手術していることをやっと忘れて生きられそうですって、喜んで帰りんしゃったよ。
F:よかったですね。注入のし過ぎとかだけじゃなくて、上手な人の技の詰め込み過ぎもダメなんですよね。
T:会得した技を全部使いたがる医者が少なくないとよ。必要な時に必要なとこだけに使って欲しいよね。それでこそ素晴らしい技術なんやけん。

 
-シティ情報福岡掲載-